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2022-12-21

認否
一方の当事者が主張した事実につき、その相手方がこれを認めるか否かといった事実認識を明らかにすること

認める
相手方の事実上の主張を認めること
(効果)
証拠調べを要しない、許されない。(自白の拘束力)

沈黙
相手方の事実上の主張を明らかには争わない態度
(効果)
原則 自白したものとみなされる。
例外 弁論の全趣旨により相手方の主張を争ったものと認めるべきとき

否認
相手方の事実上の主張を否定する陳述
(効果)
相手方は、主張事実につき立証しなければならない。

不知
相手方の主張した事実を知らない旨の陳述
(効果)
その事実を争ったものと推定される。

擬制自白
当事者の一方が、自分にとって不利な相手方の主張した事実を争わず、または口頭弁論期日に出頭しないことにより、その事実を認めること。

積極否認
相手方の主張事実と両立しない事実を積極的に主張することにより相手方も主張事実を否定する陳述

認否の目的は?
証拠調べの要否を決めるため


司法書士 横浜市磯子区
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2022-12-20

弁論
事実上の主張と証拠の申出をすること

訴訟物
訴訟上の請求の内容となっている実体私法上の権利または法律関係

訴訟上の請求
訴訟において、原告が被告に対して、一定の権利または法律関係の存否を主張すること
 = 審判の対象
 = 訴訟物についての原告の主張

訴え
訴訟上の請求につき判決を求める申立

攻撃防御方法
当事者が自己の本案の申立てを基礎づけるために提出する一切の資料
法律上の主張、事実上の主張、相手方の主張に対する認否、立証

事情
事件の全貌の理解に役立つ事実関係

本案
本来の案件=訴訟上の請求

本案申し立て
いかなる終局判決を求めるかについての当事者の陳述
 原告 請求の趣旨の陳述
 被告 請求棄却の申立て

本案前の答弁(抗弁・申立て) 訴えが不適法である旨の被告の主張
1.訴え却下の申立て
2.管轄違いの抗弁


司法書士 横浜市中区
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